【池袋事故】脱法ハーブ男名倉佳司の職業と3つのなぜ? [ニュース]
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【池袋事故】脱法ハーブ男名倉佳司の職業と3つのなぜ?
池袋駅西口駅前で、男が運転する車が暴走し、7名の死傷者を出した事故。
男は脱法ハーブを使用したと供述しており、逮捕時に目はうつろ、
よだれを垂らしながら警察官の問いかけに返答していた。
この男の許しがたい行為により、6名を負傷させ
20歳の女性の命が奪われてしまった。
脱法ハーブ男名倉佳司の職業
男の名前は、名倉佳司37歳。自称飲食店経営というが定かではない。
一説によると、2003年に法定利息の19倍にあたる金利で貸し付けていたとして逮捕された
名倉佳司(当時26歳)と同姓同名、年齢が一致することから、
闇金活動をして逮捕された名倉佳司と同一人物である可能性もある。
近年こうした事故は増え続けている。
そこで
①脱法ハーブとは何か?
②なぜ使用するのか?
③なぜ車で暴走してしまうのか?
これらにつき迫ってみたい。
①脱法ハーブとは何か
脱法ハーブとは、脱法ドラッグの一種で、合成カンナビノイドを含有するハーブ製品。
麻薬取締法及び向精神薬取締法、大麻取締法等での規制対象とならないものをいう。
改正薬事法上、規制対象として指定されている成分を含むものは、順次流通に規制を加えている。
都道府県単位で知事が規制を加えているものもある。
しかし、一方で、規制を行っても、
化学式に改変を加えた合法な新物質を使った脱法ハーブが販売されるようになり、
規制出来ない脱法ハーブが次々と生まれているのが事実だ。
NHKの取材によれば、数千種類の脱法ハーブが存在し、日々新しいものも生まれているという。
ハーブといいつつ、改変した薬品を付着させ乾燥させたものが多い。
販売価格は、3gで約4500円~5000円程度と高額だ。
含有成分の中には、α-PVPという覚醒剤類似成分が含まれていたものもあり、
死亡事例もあるほか、傷害事件等に発展するなど、極めて危険なものもある。
また、脱法ハーブ吸引で救急搬送されても、種類が多く成分の特定に時間がかかるため
有効な応急処置が取ることができないケースも多いという。
このことは、吸ったらどうなるのか予測することは極めて困難であることも意味する。
かつて大丈夫だったから「大丈夫」などと判断できるシロモノでないことは明白だ。
②なぜ脱法ハーブを使用するのか?
購入者の多くは興味本位であることも多い。
合成カンナピノイドが大麻類似の成分と言われることから、
多幸感やリラックス、幻覚、酩酊等をもたらすと期待して吸引する人も多いとのこと。
脱法=違法ではない=捕まらないことという間違った安心感から、心理的ハードルも低い。
しかし、実際には、規制をかいくぐって化学式を改変してきた薬物が多いため
違法薬物よりタチが悪い成分のカクテルを摂取していると言っても過言ではないだろう。
③なぜ車で暴走してしまうのか?
副作用として頻脈、興奮、嘔吐、精神錯乱、悪心、幻覚・妄想等が発言する割合も高く、
前述のような覚醒剤類似成分が含まれている場合には制御不能の心身状態に至ることもある。
救急搬送に至ったケースでは、意識喪失、筋肉けいれんも見られる。
名倉佳司容疑者が、脱法ハーブの依存状態にあったかは定かではないが。
車で買い物に来て、軽い気持ちで吸ったとすれば、あまりに無知すぎる。
含まれる成分も知れず、
精神錯乱や、心身状況がどうなるかわからない、違法薬物以上に危ない薬物なのだ。
亡くなってしまった方の命はもう戻らない。自分勝手な快楽目的で他者を傷つけてよいはずもない。
販売側の取締と同時に、脱法ハーブの危険性をひとりひとりが認識しなければならない。
【池袋事故】脱法ハーブ男名倉佳司の職業と3つのなぜ?
池袋駅西口駅前で、男が運転する車が暴走し、7名の死傷者を出した事故。
男は脱法ハーブを使用したと供述しており、逮捕時に目はうつろ、
よだれを垂らしながら警察官の問いかけに返答していた。
この男の許しがたい行為により、6名を負傷させ
20歳の女性の命が奪われてしまった。
脱法ハーブ男名倉佳司の職業
男の名前は、名倉佳司37歳。自称飲食店経営というが定かではない。
一説によると、2003年に法定利息の19倍にあたる金利で貸し付けていたとして逮捕された
名倉佳司(当時26歳)と同姓同名、年齢が一致することから、
闇金活動をして逮捕された名倉佳司と同一人物である可能性もある。
近年こうした事故は増え続けている。
そこで
①脱法ハーブとは何か?
②なぜ使用するのか?
③なぜ車で暴走してしまうのか?
これらにつき迫ってみたい。
①脱法ハーブとは何か
脱法ハーブとは、脱法ドラッグの一種で、合成カンナビノイドを含有するハーブ製品。
麻薬取締法及び向精神薬取締法、大麻取締法等での規制対象とならないものをいう。
改正薬事法上、規制対象として指定されている成分を含むものは、順次流通に規制を加えている。
都道府県単位で知事が規制を加えているものもある。
しかし、一方で、規制を行っても、
化学式に改変を加えた合法な新物質を使った脱法ハーブが販売されるようになり、
規制出来ない脱法ハーブが次々と生まれているのが事実だ。
NHKの取材によれば、数千種類の脱法ハーブが存在し、日々新しいものも生まれているという。
ハーブといいつつ、改変した薬品を付着させ乾燥させたものが多い。
販売価格は、3gで約4500円~5000円程度と高額だ。
含有成分の中には、α-PVPという覚醒剤類似成分が含まれていたものもあり、
死亡事例もあるほか、傷害事件等に発展するなど、極めて危険なものもある。
また、脱法ハーブ吸引で救急搬送されても、種類が多く成分の特定に時間がかかるため
有効な応急処置が取ることができないケースも多いという。
このことは、吸ったらどうなるのか予測することは極めて困難であることも意味する。
かつて大丈夫だったから「大丈夫」などと判断できるシロモノでないことは明白だ。
②なぜ脱法ハーブを使用するのか?
購入者の多くは興味本位であることも多い。
合成カンナピノイドが大麻類似の成分と言われることから、
多幸感やリラックス、幻覚、酩酊等をもたらすと期待して吸引する人も多いとのこと。
脱法=違法ではない=捕まらないことという間違った安心感から、心理的ハードルも低い。
しかし、実際には、規制をかいくぐって化学式を改変してきた薬物が多いため
違法薬物よりタチが悪い成分のカクテルを摂取していると言っても過言ではないだろう。
③なぜ車で暴走してしまうのか?
副作用として頻脈、興奮、嘔吐、精神錯乱、悪心、幻覚・妄想等が発言する割合も高く、
前述のような覚醒剤類似成分が含まれている場合には制御不能の心身状態に至ることもある。
救急搬送に至ったケースでは、意識喪失、筋肉けいれんも見られる。
名倉佳司容疑者が、脱法ハーブの依存状態にあったかは定かではないが。
車で買い物に来て、軽い気持ちで吸ったとすれば、あまりに無知すぎる。
含まれる成分も知れず、
精神錯乱や、心身状況がどうなるかわからない、違法薬物以上に危ない薬物なのだ。
亡くなってしまった方の命はもう戻らない。自分勝手な快楽目的で他者を傷つけてよいはずもない。
販売側の取締と同時に、脱法ハーブの危険性をひとりひとりが認識しなければならない。
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